2024.06.29 納棺士になるために⑤ 授業スタイル
基本的に授業は着せ替え、座学(知識・勉強)、化粧・処置の授業でした
納棺にとどまらず、葬祭全般の勉強もありました
当時は、港区三田の寺院の一部を間借りしていたこともあり、着せ替えは広い和室、座学・処置は画像のような教室で行われることが基本でした
葬祭を15年以上していたこともあり、座学に関しては他の人と比べるとアドバンテージを感じたものの、着せ替えや処置的なものはとにかく0からのスタートでしたので必至でした
定期的な試験もあったので、改めて葬儀概論などの専門書をきちんと読み返すことが出来たのは良かったと思います
また、葬祭を長くやっていると経験や勘のようなもので乗り越えられることも多くなりますが、グリーフサポートや法律、業界関係やサービス心理などを学術的に学ぶことが出来たことはとても役に立ちました
ただ以前にも書きましたが、とにかくはじめの頃は毎回毎回緊張していました
その上で、実質最初の授業となった日に、生徒12名を6人ずつのAB2班に分けられたのですが、年齢・経験を考慮されたのか、B班長に任命されたこともあり、輪をかけて緊張しました
班長といっても、あまり重要な役割はなかったのですが、みんなの相談役みたいな感じになってました
どちらかというと私が相談したかったぐらいなのですが笑
そんな中でも一緒に練習してくれた仲間達にはかなり救われたなと思ってます
練習に誘ってくれる人がいたというのはとてもありがたかったです
6月に入ると、いよいよ湯灌のサービスのサポートのアルバイトが始まることになり、実践に飢えていた私はいの一番に参加を希望することになりました