2023.09.03 納棺士になるために② ~経過
2017年末にはおくりびとアカデミーに入学する決断をし、その頃から周囲にはそれを伝え始めました
世話になった葬儀社である事、正社員が一人欠員になる為、迷惑を掛けないよう、代わりの人員が補充されるまで1年待てと言われれば待つつもりではありましたが、思いのほか周囲は後押しをしてくれたという状況であったこと
妻や両親も理解をしてくれたので、満を持して願書を送りました
早速面接の連絡が来たので、日帰りで当時は港区三田にあった本社に伺いました
2月頃だったと思いますが、社長直々の面接でした
今思えばカリスマ社長相手なのですが、当時はそこまでの知識は無かったので、若い人が社長なのだなぁと漠然と思っていた位でした笑
どこか手頃に下宿できそうな所を斡旋してもらえるのかな?と思っていたのですが、特にそれは無かった為、急いでネットで賃貸を探しました
どうせ東京だし、手頃でまともなところは無い、半年の辛抱だと、近場、予算優先で探していたところ、東五反田にマンスリーで水道光熱費、ネット通信量、寝具テレビなど全て込みで10万と言う格安物件があったので、即決しました
また機会があったら書きますが、その頃、葬儀後約2ヶ月、ご遺体を火葬せず自宅に安置し続けているかなりグリーフの強いご葬家の対応を平行して行っており、他のスタッフに引き継ぐのも申し訳なかったので、最後の仕事をここの出棺にすることにしました
会社としては半年間の休職扱いの提案もしてくれましたが、人生の重大な選択、背水の陣で行きたいと思った為、退職することにしました
通常、退職する場合、最後の半月ぐらいは有休消化になりますが、この葬家対応もあり、消化せず、ギリギリまで対応、4月1日に無事出棺を見届けた後、荷物をまとめ、妻に駅まで送ってもらい、東京に向かいました
現地に着き、過剰な荷物を担ぎながら賑やかな東京の夜の町を歩き、無事物件に到着
高層ビルとビルの間に空襲を逃れたかのように存在するボロい建物でした笑
安く東京で住むなら上等だと玄関の扉を開けた瞬間の衝撃はいまだに忘れられません